■2001/04/23 今日は、朝からあるメールを待ちつづけていた。CLIEのToDoListをみると、ゴールデンウィークまでにこなすべき本業関係の仕事が目白押しではあったが、まさぞうにとって、そのメールに比べたらそんなものは今日のどのToDoも、おまけみたいなものだ。とはいうものの、待ってはくれないのが仕事なのである。1つ1つ淡々とこなすしかない。 そのメールをみたのは、打合せを2つこなした後の、遅すぎる昼食の最中であった。菓子パンをほおばりながら、CLIEのメール画面をみた。
SONYのDeveloperサイトをみると、自分も含めて12名の人が当選しており、それぞれの企画の内容の一部が記載してある。その中にもあるある。自分の出した企画名が。どれなのかはそのうちバレるのであるが、今日のところは一人で余韻に浸るつもりなので内緒にしておこう。(爆) 同時に、今検討しているPalmwareの納期も自動的に決まった。8/13の17:00までにWebでアップロードする必要がある。時間はたくさん残されているようで、実はあまりないのである。それは今のまさぞうの時間配分が以下の方針で成り立っているからである。
今は2.が忙しすぎて、3.はホンの少しだけ、4.5.はまったくない状況で、人生のテーマである1.についても侵食が始まっている。こんな状況で、プログラムの開発時間を捻出しようというのである。 課題は難しいほどチャレンジしがいがある。こんな体になってしまったのは、本業のコンサルティング系の職業病であることは間違いない。時間がなければ捻出すればいいのであーる。残された時間は、移動時間と昼休みである。ここでプログラミングと開発のレポートを仕上げればいい。仕事のない日はジジイ時間(早朝5時起き)にやるのもいいだろう。 一見無茶なスケジューリングかもしれない。しかし、同じような境遇の人がいる。数々の名作をいまもなおリリースしつづけて、Palmware界では知らない人はいない、この人である。 いつ活動するかは決まった。開発をはじめる前に他の活動方針も明確にしておこう。メインテーマは、「開発を楽しんでくりえ!」
レポートを読んでくれた人が「私も作ってみっかな?」と思ってくれたら大成功である。狙いはPalmware作家の増殖なのであーる。 ちなみに、まさぞうのプログラミングレベルはC言語、VBなどの簡単なものは組んだことあり、業務の要求定義や開発手順については「本職バリバリ」、ロジック発想については過去MZ80やPC8001でゲームプログラム組んだことあり、といったところ。まあ、決してプログラム開発のド素人ではないのだが、Palmのアーキテクチャは初心者といったところだ。 開発環境はすでに購入済みのCode Warrior for Palmの英語版Ver6.0。日本語版にもアップグレードできるのだが、Ver7が出てからに使用と思いつつやっていない。PalmOS3.5のSDKはセットアップ済みだ。 まあ、不安はある。かつて読んだ本にカーネギーの「道はひらける」があるが、そこに紹介されていたことが今回も有効だろう。不安に思わないための方法は、「最悪の状況を想定すること」である。最悪の心構えができれば、それ以上の底辺はないのだからじっくりそうならないための施策が考えられるというのである。今回の「最悪」ケースは、開発が締め切りに間に合わず、提供された新CLIEを没収されてしまうということだ。それは、いやん。というわけで、さっそく作業を開始するのであった。 |