[CLIE0023] 祝!CLIE到着 2000/09/09

さて運命の日がやってきた。今日はタイムチャート入りでいってみよう。

5:00 今朝は朝5時に起きてしまった。完全なるじじぃモードだ(笑)。まあこうやってワクワクするのは嫌いじゃない。とりあえず、メールでも読み始める。昨夜は呑み会で帰ってそのまま眠ってしまったので100通以上たまっている。おお、なになにターガス・ジャパンによる折りたたみキーボードが12月に発売するって?いやあ情報が早い早い。周辺機器についてはZAURUSのときに「とりあえず」といって買ってそのまま使わないものがあり失敗しているので、必要なものだけじっくり選ぶことにしよう。
さて、Webページ更新ネタとして画像でもつくるか。やっぱりお祝いだからここは花火でもあげるか!ということで今年の隅田川花火の動画をCyberShotで撮ったものをVAIO付属のPictureGearで分解しアニメーションGif化したものを作成。レタッチ機能はちょっと物足りないが、こういう用途にはPictureGearは動画分解機能があるので最適だ。とかいっているうちにまたねむくなってリビングのソファーでZZZZZZZ・・・
9:25 「ピンポーン」
改心の一撃をくらって飛び起きた。あの音は待ちに待っていた玄関のベル音じゃないか。バタバタと玄関に向かってヨドバシカメラの箱を受け取る。来たよ来ましたよ。あけてみるとまた箱が。SONY STYLEから買った人はシンプルな箱だったらしいけど、一般量販店はいわゆる販売用の奴ですね。
さて、さらに箱をあけてみる。おお、CLIEだ!クレードルだ!携帯アダプタだ!ということで並べてみる。(笑い)
  

まずは、本体の充電だ。クレードルにACアダプタをセットする。ACアダプタの小ささもすばらしい。

9:30 はやる気持ちを抑えるように取扱説明書を読みふける。ほう、ATOKにはパッチを当てる必要があるのか。むむ、PalmDesktopをインストールしてからクレードルのUSBコネクタを挿す必要ありと、うむうむ。ちょっとした注意で時間の無駄を解消できるから取説は「読む派」だ。取説の取り揃えは以下の通り。
  • パーソナルエンターテインメントオーガナイザー はじめにお読みください
  • パーソナルエンターテインメントオーガナイザー 取扱説明書
  • モバイルコミュニケーションアダプター 取扱説明書
  • モバイルコミュニケーションアダプター かんたん接続ガイド
  • PictureGear Pocket 取扱説明書
  • MultiMail 取扱説明書
  • Palmscape 取扱説明書
  • ハイパーダイヤ体験版 取扱説明書
  • その他、プロバイダー案内、palmware最強化パック

PalmDesktopやPalmscapeCruserなどのWindowsソフトはCD-ROM内のPDFファイルが取扱説明書となるらしい。

しかし、いたるところにPEGの文字が。すでに印刷されていてCLIEに変更することはできなかったのね。というかCLIEは通称か?

10:30 取説を一通り読み終え、充電完了までまだ時間があるので、CodeWarriorにSONY SDKを入れる。CLIE DeveloperのページでJ-OSの山田さんが開発環境構築について手順を書いているのでそれにしたがってやる。ちょっとした不具合があったが、無事設定することができた。あとはROMイメージ吸い出すだけだ。
11:00 Palm Desktopをインストールしてみる。インストーラはPictureGearと共用だ。あっという間にインストール完了。SONY PDA DesktopとあるからSONY特殊バージョンか?と思いバージョンを確認するが、PalmDesktop3.1とある。おお?タスクバーに2つのアイコンが常駐している。SONY PDA USB SwitcherとHotSyncだ。このあたりが追加デバイスか。
ここでかみさんが起きてきたので、ブランチとする。
13:00 さて、充電もばっちりだ。いよいよ電源を入れることにする。デジカメの準備はいいか?それ!・・・・・あれ?なんだか暗いぞ?こんなもんだったっけ?いきなりの戸惑いである。そのままベランダへ。おお、よく見える。カラー液晶がこの太陽下でこんなに見えるなんで、感動である。それにしても室内では暗いなー。SONY PLAZAは蛍光灯がすごく明るかったからなあ。まあ、こういう特性のものとして理解すればいいだけのこと。まさぞうはふところが広いのである。財布のふところ具合はさっぱりであるが。(泣)
Graffitiエリアの左下のところにコントラスト調整のためのアイコンが。ここをタップするとコントラストを調整できる。ある程度明るめに振ればまあ許せる範囲になるだろう。やってない人はすぐに調整なのだ。
13:10 まずATOKのパッチを当てることにするか。付属の8Mのメモリスティックを本体に挿す。トップメニューからMS GATEを立ち上げる。MS側に切り替えて、ATOKPropとATOKlnlnをコピーする。そしてトップメニューに戻りATOKの設定を起動し、使用するにチェックをつければOK。ATOKが起動した。

さて、Graffitiの特訓だ。メモ帳を起動する。「y」が難しいな。よく誤認識する。もう一度Graffiitiの書き方テンプレートを見直す。何度かトライしているうちに文字をきちんと書ききるのがポイントだとわかってきた。数分間の練習でそれなりに文章が書けるようになった。案外楽チンなのであった。

13:30 次にCyberShotとの連携を試すためにメモリスティックからPictureGearPocketをコピー。このコピーするだけでよけいな設定なしにアプリが起動できるというのがこれまた楽チン。

CyberShot F55で撮影したメモリスティックをCLIEに挿す。ターゲットを本体からMSに切り替えて、読み込み先をPGP形式からDSC形式に切り替える。このDSC形式というのがメモリスティック内のjpegファイルを見に行く設定となる。サムネイルによる表示はせず、「JPEG」という文字だけが並ぶ。その1つを選択するとjpeg画像をみることができる。よし、選択。・・・・・・なんじゃこりゃ!と思えるようなノイズだらけの画像。全体として何が映っているかは識別できるが細部はさっぱり把握できない。1024×768のJpegファインのファイルを160×120(ぐらいか?)の256色でみるのだからそりゃ、無理か。むかし256色のノートパソコンでWebにあったフルカラーのjpeg画像をみたときの感覚だ。まさにデ・ジャヴュだなこりゃ。
ん?jpegファイルを本体に転送することができるとある。ここでいい変換ができればそれなりに見れるようになるのではないか?との期待で実行。結果はがっくり。先ほどのノイズだらけの画像と同じ。うーむ。ひょっとしてCyberShot側の画像サイズとか品質とかを変えてトライすればみれるようになるかもと思いつつ、それは最後の手段のWindows上のPictureGearでのjpeg→PGPの変換のトライと一緒にやろうとのことで検証は打ち切り。

さて、次の課題の「jpegファイルにコメントを入れる」にトライ。結果はNG。本体のPGP形式にしかコメントはつけられないことが判明。うーむ。ここで「旅先での写真整理計画」は無残にも砕け散るのであった。さ、次いこう次。できないもんはできないのだ。極めてノーテン気な性格である。

14:00 次は携帯電話でのネット接続だ。例によってメモリスティックから該当アプリをコピー。PalmscapeとMultiMailだ。インターネットの接続設定をしているうちに、問題発覚。ドコモのmoperaに接続しようとして、設定をしていたのだが、記号の#が入力できない。電話番号は#9601である。何度いれても「番号は、0〜9、#、*しか使えません」とダイアログがでる。「#いれてるやんけ」と紛糾すること10分。ATOKなんかもはずしたりして悩んだすえ、理由は#の全角入力。情けない。しかし、Palmは全角半角を切り替えるという概念がない。日本語いれれば全角だし、英字にすれば半角。まあ、半角カナを入力できないのはある意味いいことであるけど。

で、ネットだが、まずMailをつないでみた。第一メールは予告通りかみさん(名前で書いてと注文が入ったのでこれからは「れいこ」と書くことにしよう・・爆)、もとい、れいこのimodeにメール。おお、ちゃんと飛んでった。そして2通めはCLIE-MLにメール。これもちゃんと届いた。

さて、Webだ。おもむろにCLIE日記につなぐ。おお、バナーとかも圧縮してちゃんと表示される。でも表は非常にみづらいなあ。ちょっと時間ができたらPalmでも閲覧しやすいページレイアウトに変更するかのう。あ、Palmscape形式にするっつーのもありか。夢は膨らむ。

15:00 このPDAは手に持ったときのフィット感が抜群であるからぜひ裸で使いたい。そのためには液晶を保護する手段、保護シートを張ろうというのが買う前からの想いだ。
とりあえず、家にあったZAURUS用のSHARP純正のシートを適当な大きさにちょきちょき切って、左右に適度な出っ張りを切り抜いてCLIEにはめ込んだ。あまりに雑なので上下は短いし、気泡がはいりまくりなのだが、スタイラスの認識度合いも悪くなく、まあ当面はこれでよしとしよう。アバウトな性格は時として得である。
ケースについてはまたコラムを別にして考察しよう。
17:00 CLIE Developerセミナーに出席するために品川インターシティーで開催しているVAIO EXPO2000に出向く。開催までちょっと時間があったので、VAIOの新製品ラインナップを一通りみる。LXシリーズのタブレットつき液晶ディスプレイが絶品。イラスト書く人には最高でしょう。単体発売されたら物欲LISTに載せてもいいくらい。あとNoteのC1、話題のトランスメタ社の省エネCPUクルーソー搭載であるが、なんとメモリスティックゲートが搭載されていた。PCMCIAのスロットの下にぶら下がるようにあるのだが、あの小さな筐体でどうして換装できるのかとまたSONYの技術力に感動してしまった。

さて、セミナーであるが、参加者は100名程度。メモリスティックとjog dialのSDKについて概要と注意点のレクチャーが主な内容。詳細は別コラムでいきましょう。さわりのキーワードだけ羅列。

  • プログラムコンテスト開催!
  • 初めてみたPOSEエミュレータに感動!
  • エミュレータROMはまだ手にはいらない・・
  • MS上のアプリの自動実行プログラムMS AutoRun

・・・セミナのあと、インターシティ5Fの北海道で先に呑んでいたれいこと友人夫婦と合流して閉店まで酒盛り(笑)。友人もCLIEを購入し2人でCLIE談義で盛り上がる。帰りの電車で友人KのCLIEと赤外線BEAMで名刺交換。さらにKのかみさんのYのVISORとも名刺交換。かくして、初日は80%の満足とともに幕を閉じるのであった。

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