[CLIE0018] ソニープラザでCLIEに触る 2000/08/24
SONY
STYLEのWebページに、「8/23から東京と大阪のソニープラザでCLIEのデモ展示開催」の知らせが。さっそくいってまいりました。
東京銀座ソニープラザ5F、ネットワークゾーンにありました。カラー板が3台、モノクロ版が2台。何人か人がいたので、先にモノクロ版を触りました。
もった感触:
「非常にホールドしやすい」という印象。手のひらにフィットするというのはこのことかと思えるぐらい。確かに厚みはあるが、それが横幅の細さと重なって絶妙なホールド感を得ている。左手で握ったときにストレスなくジョグダイアルが親指の位置にくる。これは絶対カバーなどつけずに裸で使いたい。ZAURUSで不満だったホールド性が満点の感触でクリアという感じ。
スタイラス&ジョグダイアルでの操作:
絶妙なのが日本語操作。Graffitiでローマ字を入力しジョグダイヤルで候補選択し、ピッっと確定。この文字入力と確定の分離が心地よい。
メニュー系の操作もジョグダイヤルで簡単簡単。これだけ簡単だと、惜しむべきは「戻る」系の操作ができないことが目立ってくる。このあたりはZAURUSの方が秀逸。スタイラスつかわずに操作できるようにアプリケーションボタンを改良するようなhackプログラムでも作ろうかな。
モノクロ液晶の視野性:
蛍光灯下でしたが、非常に見やすい。このあたりは、他のPalmと同等ですか。
そしてカラー版が空いたのでそちらをいじることに。とそのころになると、いかにもPalmフリークだと思われる方々が団体で押しかけてきてました。
カラー液晶の視野性:
モノクロに比べると確かに見づらいが、雑誌で批判しているほどではない。むしろ十分すぎるほどの視野性だ。同じカラー液晶を持つZAURUSのMI-C1と同等かそれ以上と思われる。
動画再生&静止画表示:
動画のサンプルが入っていたので再生してみると、ゆらゆらとしているが何が映っているか一応認識できるレベル。やはり160×160ドットで動画はつらい。なんだかこの世に出始めのAVIファイルを再生しているようなデ・ジャヴを感じた。
静止画はまあまあ。それでもZAURUSやCE機と比べるとドット数不足の分見劣りがするのは否めない。高画質、高圧縮に向かうエンターテイメント界のコンテンツにおいて、この160×160ドットのキャンパスがどのような表現力を見せるか。制限されているからこそ斬新なアイデアが必要だ。
さて感触は期待通りだった。あとは一刻も早い到着を待つばかりである。
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