2002/04/18
[BUTU0046] 最小最軽量WindowsXPパソコン VAIO U


 家への帰り道を自転車で走っていると、携帯がなった。みてみると物欲仲間からのメールであった。「VAIO Uが発売になったね!どうよ?」 あいかわらずのすばやさだ。

 というわけで、物欲仲間のメールに答えるべく、VAIO Uについて語ってみる。BUTUの番号が飛んでいるのは、書きたいことがたまっているのであるが、旬のものを先にリリースするという気持ちからである。

 まず、断っておくが、まさぞうは、今、「Air”Hが使えるキーボード付き最小最軽量でなるべく大画面のWebブラウズ&メールマシン」が欲しい。VAIO Uも、その目で見ることにしている。

 結論から言おう。まさぞうの物欲風船はまったく膨らまない。なぜか。

重い。重すぎる。

これに尽きる。かばんの中の840gはそういう重さなのだ。

この重さは、古くは、Libretto20〜70と同等だ。キーピッチ15mmも同じ(だったかな?)。大きさ的にも大差ない。
まさぞうはLibbretto50を愛用していたが、そのときと同じ重さであれば、両手で抱えて操作する重さとしては数分以上の利用はきつい重さである。そういう意味では最小・最軽量という目新しさはない。さらに小さいIBMのウルトラマンPCの方が衝撃的だった。

この重さは、最近ではLOOX-Sがこれより200g重いだけだ。キーボードや画面の大きさを考えるとLOOX-Sの方が断然扱いやすい。

そして、バッテリが2時間程度しかもたない。通信やったらもっと持たないだろう。
さらに、WindowsXPなので、所詮たちあがりは遅い。クイックボタンなどがあるようだが、他のPDAのようにクイックに起動するというわけにはいかないだろう。

もうここまでで、まさぞう的には検討は終了宣言である。VAIO GTからカメラを取り除いたレベルであるから、そのキーボードの質も、この小ささでXGAというディスプレイもある意味、体験済みであるから、わざわざ見に行く気持ちも起きない。

これが400gぐらいで登場していたら、話はがらっと変わる。Jornadaを置き換えてでもこの最小PCにするだろう。PCのサブセットではなく、PCそのものなのであるから、データ変換という概念がないのは、非常に使いやすい。しかしそれは叶わぬ夢だったのだ。

さらに、まさぞうは、LOOX−Tを普段持ち運んでいる。仕事のタイムシフト実現するには画面のサイズもワイドで、まさにまさぞうの最強であり、かなりのお勧めなのであるが、これとキーボードが押しにくい840gのPCを2つ持ち運ぼうとは思わない。

 というわけで、持ち運びファーストPCとしては、かなり中途半端であるし、持ち運びセカンドPCなんて持つ奴いねーだろうし、LOOXを持っているまさぞうとしては、実売価格15万程度というのはなんだかなー、と思えてしまうのであった。

 VAIO Uをみて、やはり、望んでいるのは、200g以下のキーボード付きPDAだと再確認したまさぞうであった。NEW CLIEも中途半端。一番近い位置にいるのはザウルス。早くでないかなあ。次期ザウルス。すべてのソフトウェアがリニューアルし、縦型対応。なおかつNEW CPUなんかも搭載して。ついでに無線LANなんかも内蔵。VGA画面搭載したら、もう最高だね。ねえ、シャープさん。

 

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