2001/10/19
[BUTU0027] 突然ですが・・・・新車買いました


 物欲というと、秋葉原で購入できるもの、とお思いの人はこのWebページの読者に多いだろうと思いますが、まさぞうの物欲はとどまるところを知らん。ちなみに人生一番の物欲は現在必死にローン払っているマイホームに他ならないのじゃが。

 という訳で、車、買っちゃいました。そのエピローグは9月にさかのぼる・・・・

 とある夜。れいこを乗せて帰宅の最中、これもとある交差点で突然RVR君がスローダウン。交差点10メートル前の左レーンで停止してしまった。キーをまわしてもセルは空回り。一向に始動する気配はない。しかたがなく、JAFを手配。1時間ほどしてやってきたJAFのアンちゃん。説明を聞いた瞬間。「嫌な予感がしますねえ。」とな何事か。が、彼の予感的中。タイミングベルトが切れていたのであった。アンちゃんのつぶやきは続く。「シリンダとかいってないといいですけどねえ」。またしても予感的中。レッカー移動した先のディラーで見積もりをもらうと、シリンダなどの交換も含めて35万円オーバーなり。中古で購入したので、その倍ちょっとだすともう1台買えるんですけど。雨漏りもしていたというわけで、廃車を決意、RVRの人生はあえなく終了となりました。

 さて、次の車はどうしようか。突然のことで、意中の車もありませぬ。とりあえず、本屋で、月刊自家用車と、CARセンサーを購入。夜、れいこと相談すると、「中古は外れが多いのでは?どうせ払うならば、3年で100万でつぶれる車よりも、倍以上だしても10年乗れる車の方がいい」という言葉で、新車購入がターゲットに。我が家のメインバンクの彼女がいうのだがら、間違いありません。(爆)

 さて、さて。この時点でCARセンサーは資源ごみ行き。月刊自家用車の国産全車オールアルバムを熟読開始。そういえば、新車を購入するのは10年以上ぶりだなあ。

 まずは、れいこの意見をヒアリング。「正面からみてかわいいのがいい」「色は淡いピンクね」「大きい車は車庫入れできないから嫌」。あのう・・・絞り込めないんですけど。(笑)

 という訳で、まさぞうの主観でオールアルバムに付箋を貼っていく。その要素とは以下の通り。

  1. スキーにいくので、4WDの設定があること。
  2. 見渡しがいい方が運転時のストレスが減るのでヒップポイントの高い車であること。
  3. RVRの3ドアは使いにくかったので、4ドア以上であること。
  4. あまり四角すぎず、かつあまり丸すぎないデザインであること。
  5. 洗車しなくても汚れの目立たない色の設定があること。
  6. リモコンドアキーが標準装備であること。
  7. スキーで4人分の荷物が余裕で積めるラゲッジスペースがあること。
  8. 室内のヘッドクリアランスは十分確保されていること。
  9. 10年乗るので飽きない、汚れのめだたないインテリアであること。
  10. ドリンクホルダー、コンソール、コインポケット、カードフォルダーなど、小物の収納が効率的に行えること。
  11. できれば5ナンバーであること。
  12. 駐車場に入れにくいので大きいサイズはだめ。
  13. 排気量は2000ccぐらいのパワフルなエンジンであること。
  14. 価格は200万超えぐらい。込みこみで230万ぐらいにしたい。
  15. 家の近くにディーラーがある日産、トヨタ、ホンダであること。

 2.や7.でセダンやスポーツクーペは消える。13.で軽自動車は消える。3.や12.で1BOXも消える。ということで、ミニバンかSUV(スポーツユーティリティービーグル)が候補となる。この段階で、デザインなどで残ったのは、ホンダCR-V,ストリーム、HR-V、トヨタイプサム、ガイア、日産リバティー、セレナ。結局、フルモデルチェンジが数日後にせまっていたCR-Vを見に行くことに。

 さて、足となる車がありません。とりあえず、兄貴や友人に車を借りて、ディーラー周りすることにしました。

 CR-Vの感想。試乗してみると・・・普通だ。可もなく、不可もない。RVRよりは楽に走れるだろう、といった感じ。インパネのデザインがちょっといけてない。れいこも試乗してみたが、ATレバーやサイドブレーキの操作が変わっていて、「使いにくい」とのこと。一気に購入意欲が低下していきました。

 ついでに・・・と乗ったストリームが当たり!HONDAにしてはそれなりにまともな内装で、ミニバンとは思えないハードさ。そしてホンダマチックのアナログギア切替。固めな足回り。これなら「運転していて楽しい」といえる。まったく予定外だったが、いきなり本命に。

 他の車も、と、日産に向かう。狙いはリバティ。この特徴はなんといってもリモコンスライドドア。おお、動く動く。これは便利すぎる。RVRのころからスライドドアって便利だよなと思っていたのだが、これがリモコンで開閉できるとは。しかし、リバティは、ヘッドクリアランスのなさ、メーターがまさぞうが嫌いなデジタル表示、内装色が汚れのつきやすいベージュと、マイナスポイントだらけ。この時点でこの車にすることはないとなりました。

 さて、こうなるとストリームが俄然欲しくなる。スライドドア〜と叫ぶれいこにささやき攻撃でOKをもらう。よし、価格交渉だ。10年前にインテグラを買ったころを思い出すぜ。価格交渉といえば月刊自家用車。目指すは特上クラスのX氏。ストリームの割引相場をみると、18万円ぐらい。うーむ。しぶい。とりあえずはオプション品もつけて、それ以上を狙う。

 まずはベルノ店に向かう。CR−Vを試乗したところだ。さくっと交渉して決定額の範疇に乗ってくる。おお、これは期待できそうだ。まだ所長でてきてないから、もっと引くだろう。この時点で22万引き。あせっちゃいけない。競合させないと。

 つぎにクリオ店に向かう。こちらの方が家から近いのでできればこちらから買いたい。電話するとまえにカタログくれた営業さんは不在。かわりの人が対応してくれるという。いってみると、なんと副所長の肩書きが。これは短刀直入にいくしかない。
 まずは、クリオと同じオプション付きで見積をもらう。うーむ。ベルノ店より悪い。ここで、ベルノ店とも交渉していることを告げ、

   「できれば家から近いこちらで買いたいんですけど」

とささやきながら、オプション品、フォグランプとペイントシーラントを追加して、

   「これで○○○万円なら、ここで判子押しますよ」

と最終交渉を持ちかける。副所長、なにやら電卓をたたいて、

   「フロアカーペットをうちのオリジナルの奴にしてくれたら、それでいいですよ」

なにー?OKなの?トータルで30万円引きよ?特上に大盛汁ダクって感じじゃん。やったー!とここでれいこに電話。メインバンクのOKをもらい、

   「それでは、それでいきましょう」

と契約書作成に取り掛かった。

 かくして、もうすぐでストリームが我が家にやってくることとなりましたのだ。いえーい。

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