■2000/12/11
[BUTU0011] 新ZAURUSをさわってみて さくらやに新ZAURUS MI-E1がおいてあったのでいじってみました。 半透明のカバーがついており、これをはずして画面を操作するという構造。どちらかというとVISOR的ですな。起動しようとして画面タップしても電源がはいらず。むむ。よくみると電源キーと書いてあるボタンがありそれを押すと起動するようになってました。ZAURUSの特徴だったスクリーンタップオンはやめたようですな(設定で変えられるのかもしれず。未確認)。いつのまにか電源がはいってしまう点でまさぞうは嫌いだったのでこれは改善だな。:-p 起動時間は以前のどのZAURUSよりも早い。Palmの爆速にはかなわないけど、これならストレスなく使えるでしょう。しかし電源を切るのがいただけない。同じ電源キーを長押しするのだが、このタイムラグが結構気になる。オートオフの時間を早くして電源切らずに鞄などに放り込んだ方が運用的にはストレス感じないだろうなあ。まあ電池がもてばの話だが。:-) さて、まずは、液晶。液晶は反射型液晶でMI-C1よりも進化しているようで非常に高解像度。バックライトなしではやや暗いけど、バックライトはスイッチいれれば「ちゃんとついている」と判断できるレベルで、これをつければおそらく暗闇でもキチンと見えるでしょう。TFTと比べて絶対的な明るさは確かにないけど、日中外で使えることを考えると現在最強の液晶といいきってもいいでしょう。関係ありませんが、同じ反射型液晶で不評だったCLIEも次期バージョンの目標はこれぐらいを目指して欲しいですね > SONYさん。VISORのようにOEMするという手もありまっせ。:-) 次に注目の引き出しキーボード。本体の下1/3をスライドすると現れます。縦型で必然的に親指でキートップを打つという運用になります。実打した感じは「そこそこ打てる」という感じ。キー配置、ストローク量、キートップの厚みなど結構研究したのだろう。感触はよいし、まさぞうのように超爆速入力を求めない人なら、十分実用になると思います。しかし、やはりパソコン的なキーボードを求めているまさぞうには物足りない。打てるスピードもさることながら、カット&ペースト、コピー&ペーストなどの動作がキーボードで出来ないことが物欲フラグをたたせない原因となっている。やはり小さくすることと快適さは両立しない。快適入力には限界となる大きさがあるのだ。それがJornadaキーボードだというのが今のまさぞう的結論。 マルチメディア機能は充実していますね。ヘッドフォン端子もちゃんとついているし、付属のMPEG4プレーヤーでみる動画はきわめて実用的だ。TVをメモリカードにレコーディングし、空き時間にみるといったことが本気で出来そうだ。これはまさに、ひまな会議のすごし方として新しい提案ですな。:-) このスペックにしては49800円という驚異的な価格は、PalmやPocketPCの価格にあわせてのことだろう。かわりに昔は標準装備だったDBや表計算、ワープロ、辞書などの機能が標準にはない。オールインワンから、Palmのように後から必要なソフトをアドオンするという売り方に変わってきたのは逆に評価できる。なぜならば使いたいソフトが選べるからである。このあたりはサードパーティーやフリーのディベロッパも含めてがんばって欲しいところである。 まさぞう的には両方とも好みでないが、本体の大きさとキーボードの使い勝手に納得がいくなら、今発売されている中で、まさぞう一押しのPDAである。特にはじめてのPDAとしてお勧めできる。悩む必要はないぞ。買いだああああああ。 |