現地の携帯電話でのインターネットを試してみました。
2013年の正月にバリ島のヌサドゥアにいってきました。GRAND HYATT BARIに宿泊ですが有料無線LANが1日ごとに15$。1日中部屋でネット接続することもないし、どちらかというと、毎日ちょっとずつ接続するという感じ。
日本のDoCoMoのローミングでもインタネットにつなげるが、こちらは日額2980円のパケホーダイ。これもそんなに使わんでしょーということで却下。
事前にネットでインドネシアのインターネット用プリペイドSIMカードの調査。といっても行くまでに時間がなかったので成田空港出発の待ち時間にて。
よく考えたら、URLを保存しても現地いったらネットつながらないのだったという重大なことに気づき、取り急ぎ以下のページをスクリーンショットでパチリと保存。
あぶないあぶない。
- バリ島にてiPadを3Gで使いまくってきた【SIMPATI】
- バリ島で3のプリペイドSIMカードを入手! 1GBでRp 55,000
- ジャカルタで「Telkomsel」と「XL」の通信速度を比べちゃった (1/3)
キャプチャしたWebページを機内で熟読。通信キャリアとしては「Telkomsel」「XL」「3」などがあることがわかる。事前に調べたネット情報では安い「3」がいいけど、どこでSIMが買えるやら。
街中いけばいろいろ選択しがあるようだが、今回は、観光もせず家族でホテル三昧なツアーにしたので、あまりひょいひょいと町にでていって買い物するというわけにいかない。 では、空港はどうだろうか。結果としてこれもだめだった。
空港も今年は大規模改修中で店発見できず、またツアーなのでお迎えが来ており、うろうろ探しているひまもないなかった。
ということで、ホテル周辺というピンポイントで 探すことに。
ヌサドゥアのリゾートエリアはセキュリティゲートの中にあり、ホテルは巨大で、周辺にはお店など見当たらない。唯一の頼みは、ホテルから歩いて行ける「Bali Collection」のショッピングモールだ。
このショッピングモールも相当広い。端から端まで歩いて携帯ショップを探す。・・・がーんない。
そりゃそーだ。リゾート地で携帯買う人なんて超ニッチですよね。
がっかりして、ホテルに戻ろうとする。ビールを調達しようとスーパーマーケットに入った。
CoCoというスーパーマーケット
両替所の隣の一角に、何やら電気機器のコーナー。あーーーーー、SIMの看板が!
さっそく店員に聞いてみると、 TelkomselのSIMの扱いがあるらしい。インターネット使えるかときいたら、別にチャージすれば使えるという。
やった、ヌサドゥアでSIMが買える場所を発見したぞ。
ホテルに帰って、通信状況を確認する。部屋で使えないのでは買う意味ないし。
Andoridのスマホにて、ネットワークキャリアの検索をする。
うむ、 Telkomselは「T-SEL」のことだろう。ばっちりつながる。
しかし、ネットワークキャリア検索の過程でDoCoMOのローミングは1日いくらみたいなメッセージが出た。
ここでローミングオンにすると、1日2980円コースの始まりとなってしまうのだろうか。危ない。
さて、翌日CoCoスーパーマーケットに向かう。持ち込んだ機器はイーモバイルのS51SEだ。
ちっちゃなAndroid機であるが、イーモバイルのPocket WIFIのテザリング機として使える。こいつはいわゆるSIMフリー機であり、所有のガジェットの中では海外SIMでも使える優れものだ。まあ、海外で使うつもりで買ったのではないのだが(笑)
店員さんにSIMカードが欲しい旨告げると、引出からごそごとカードを取り出す。
Rp2,000分の通話チャージがついて、Rp25,000(250円!)、インターネットのチャージカードはRp50,000分でRp75,000(750円)
1枚のチャージカードでパケットが100MB程度の容量らしい。まあ足りなくなったら買い足せばよいか。
SIMカード本体は3Gの標準の大きさ。今時のスマホのように、microSIMとかnanoSIMでは使えない。ネットのブログにあったように、店にSIMカッターがあるわけではないので、一世代前のスマホがないと使えないので注意。
店員さんにS51SEを渡して、「Please Activate this.」とお願いする。 なにやらダイヤルしてやっている。
しばらくすると、 うまくつながらないらしく、自分でやれという。あのー、表示されるインドネシア語わからないんですけど。だからお願いしているんですけど。
結局その場ではつながらず。うーむ。そういえば成田でキャプチャした中につなぎ方があったような気がしたので、自分でやってみようと思い、ダメ元でSIMカードとチャージカードを購入してホテルに戻る。一応店員さんが、「*888#」「*363#」という操作を書いたメモをくれた。
ホテルに着いてリトライしてみる。リブートして、まず*888#。あれ、店でみたのとメッセージが違う。インドネシア語で何やら書いてある。
Rp2000とかあるからアクティベート成功して、通話としてはつながっているんじゃないか?試しに適当な電話番号をいれる。
おお、インドネシア語で何かいっている。「おかけになった電話番号は現在使われておりません」という感じなのだろう。きっと(笑)
なあんだ、再起動必要だったのか。そういえばネットのブログにもそんな記述があったかも。
次はインターネット接続だ。さっそく、チャージカードの番号いれてみる。番号はスクラッチするとでてくる。
店員さんに教わったように、*363チャージカードの番号 #とダイヤル入力。
おお、また何やらインドネシア語で書いたダイアログがでた。やっぱり読めないが、これはいけるかも。
さっそく、APNを設定。
ネットブログではたしか、APN名 internet、ユーザ名とパスワードはなし。
おおおおお。ブラウザで、Googleのトップページがでてきた。ネット接続できたー!
すかさずテザリングを試す。ティザリングオンして、S51SEにWIFI接続したiPadにてFACEBOOKのページが表示されるのを確認。
オッケー。ディザリングもばっちりですよ。
通信は、HSDPAでつながるらしく、日本にいるときのように快適。いやー、うまくいったね。
気になる容量ですが、どれだけチャージが余っているかは、*889#にて確認できます。
結局、5日間使っていて、Facebook投稿とか、ちょっとしたネットサーチとかしても100MB使い切りませんでした。
最終日に空港であまり分で、Androidのアプリをダウンロードしてたらなくなりました。
つまり、アプリの自動更新とかバックアップとか、常時通信するアプリの設定してなければ、
全然オッケーだと思います。
一応、「データ通信を有効にする」をオフにして使うときだけONにするという使い方で、自動接続によるパケット消費しないようにしていましたけど。
DATA ON-OFFというウィジェットアプリを使ってやればホーム画面ですぐなので。
初めてのプリペイドSIMによるインターネット接続でしたが、こりゃいいですね。またどこか海外いったらやってみよーっと。